変化する市場

2012年は日本国内のAndroidスマートフォンにおいて大きな動きがあった年でした。それは、世界最大級の売り上げを記録したAndroidスマートフォンが携帯キャリアから独占販売されたからです。これまで日本国内において高性能Androidスマートフォンは少ないと言われていましたが、世界中から支持されているAndroidスマートフォンが市場に投入されたことで大きくシェアが傾きました。

また、低価格スマートフォンの登場も話題となった一つです。国内三大キャリア以外からの契約でモバイルデータ通信ができるMVNOの販売は月最低1,000円からという衝撃的なプライスだったため、これまでスマートフォンは高額で手が出ないという人にも訴求力のある商品として注目されました。さらに、家電量販店において格安タブレットの販売も開始され、いよいよ多くの人たちがスマートフォンを手に入れることできるようになったのです。

しかし、問題点も数多く指摘されていたのも事実です。例えば、MVNOは128bpsというかなり低速の速度で固定されていましたし、バッテリーの消費が異常に早い、いわゆる「バッテリードレイン」の問題も生じていました。このような問題は徐々に解消されていきますが、この頃はまだ格安スマホというと品質に問題があるという見方が強かったです。